高級ロッド「ポイズングロリアス」の魅力
シマノとジャッカルの技術が融合した「ポイズングロリアス」は、バスロッドにおけるハイエンドの代名詞的な存在です。
実売価格が6万円を超えるこのロッドに、アングラーが求める操作性、感度、耐久性といった性能は、価格に見合うだけの価値があるのでしょうか。
道具にこだわる視点から、その特徴と、フィールドで実感できる確かな魅力を検証します。
異次元の感度を生む「フルカーボンモノコックグリップ」の真価

参照元:SHIMANO公式サイト
(https://fish.shimano.com/ja-JP/product/rod/bass/jackallxshimano/a075f000032zh6lqae.html)
ポイズングロリアスを語る上で欠かせないのが、シマノ独自のテクノロジー「フルカーボンモノコックグリップ」です。
このグリップは、リールシート後方からエンドグリップまでを中空の一体成型カーボンで作られています。
従来のロッドのようにコルクやEVAを挟んでいないため、ブランクス(竿本体)で発生した微細な振動が遮られることなく、カーボンを通じて直接手のひらに伝達されるのが大きな特徴。
ルアーの動きの変化や、着底時のカレント(水流)の変化、そして極めて小さなバイト(アタリ)が、まるで手の延長線上にあるかのように感じ取れます。
この異次元の感度こそが、シビアな状況下で一歩抜きん出るための、グロリアス最大の魅力であり、高価格を納得させる根拠の一つです。
「スパイラルXコア」がもたらす操作性とパワー

参照元:SHIMANO公式サイト
(https://fish.shimano.com/ja-JP/product/rod/bass/jackallxshimano/a075f00003kpioiqap.html)
ハイエンドロッドの証しである軽さは、単に疲労軽減に繋がるだけでなく、釣りの精度と耐久性にも直結しています。
ブランクスには、シマノの最上位技術である「スパイラルXコア」が採用されています。
カーボンシートを縦横に重ね、さらに斜めにも巻くことで、ネジレ剛性を大幅に向上させる構造です。
ロッドが軽快でありながらも、キャスト時やフッキング時にパワーが逃げず、狙ったスポットへルアーを正確に撃ち込める高い操作性が実現されているのが大きな魅力。
ランカークラスの魚を強引に引き剥がすようなファイトでも、ブランクスが不必要な負荷で破損するリスクを軽減し、高い耐久性を担保してくれます。
トラブルを防ぐ高強度パーツの採用
特にビッグベイトモデルなど負荷の高いモデルでは、ガイドが全てダブルフットガイドになっており、ガイドの破損やロッドの損傷を防ぐ工夫が施されています。
チタン製ガイドを採用することで、錆びにくく、塩害の多いフィールドでも長く使える耐久性を実現している点も、高価格帯のロッドとして信頼できる要素です。
ポイズングロリアスはアングラーの「道具」への投資に値するか?
結論として、ポイズングロリアスが提供する感度、軽さ、そして耐久性は、単なる「高性能」という言葉では片付けられないレベルにあります。
特に年間を通じて釣行回数が多いアングラーや、トーナメントなどシビアな状況で一匹を絞り出す必要があるアングラーにとって、このロッドは「スキルを補完し、集中力を維持する最高のツール」となります。
6万円という価格は高い投資かもしれませんが、釣りの質と成果を大きく向上させる、十分に見合う価値がありますよ。
最高の体験を求めるアングラーにとって、このロッドは一生モノの相棒となるでしょう。
