浜名大橋周辺（新居弁天エリア）
潮の干満による流れが浜名湖内で最も強く発生する場所の一つであり、シーバスゲームの一級ポイントとして知られています。
ベイト（小魚）が非常に豊富に溜まりやすく、橋脚周りのミオ筋（船の航路）や明暗部など、シーバスが身を潜めやすいストラクチャー（構造物）も多数存在します。
新居弁天の駐車場自体は広大ですが、バイクなら周辺の小道や広場にサッと移動して停車できるのが嬉しいですね。
釣果を上げるには、流れが効き始めるタイミングや、潮止まり直前など、流れの変化を捉えることが重要です。
ヘビーシンキングペンシルやバイブレーション、ブレード系ルアーをボトム付近で引くことで、パワフルなシーバスのバイトを得られます。
猪鼻湖への水路周辺（細江エリア）
猪鼻湖と本湖をつなぐ水路は、潮の上げ下げに合わせて水の動きが生まれ、特にベイトが溜まりやすい場所として注目されています。
水深が浅く、岸際までシーバスが接近してくることが頻繁にあるのも特徴です。
細い道路が多く、車では駐車スペースの確保に苦労しますが、バイクなら路肩のスペースや小さな空き地などに簡単に停車できるため、数カ所の水門や橋を効率よくチェックできます。
また、潮の干潮時を狙い、水門のヨレや流れの緩急に、シンキングペンシルやワームをドリフト（流す）させて、食わせの間をしっかりと作ることがポイントです。プレッシャーの低いエリアなので、トップウォーターでの反応も期待できますよ。
弁天島海浜公園周辺
湖口に近く、外海の影響も受けるため、回遊性の高い良型のシーバスが期待できるのが魅力です。広い護岸が整備されており、足場が良く安全性が高いのも特徴。
公園の駐車場は料金が必要ですが、バイクを止めるスペースは確保しやすく、ここを拠点に北側の護岸を徒歩でランガンするのも良い戦略です。
特に朝夕まずめや満潮時など、ベイトが接岸するタイミングを狙い、遠投して沖のブレイク（かけ上がり）や敷石（根）周りをヘビーシンキングミノーで探ります。
バイクなら、釣れなければすぐに西へ移動できるので、周辺の護岸を打ち歩くこともできますよ。
バイクならではの効率的なランガン術
浜名湖の広大なエリアを効率よく回るためには、ポイントでの滞在時間を短くすることが鍵になります。
釣れていないポイントに長居せず、バイクの利点を最大限に活かして移動し続ける「ハイテンポな釣り」が効果的です。
バイクでの移動中は、タックルを背中に背負うなどして、現場に到着したらすぐにキャストできる状態にしておきましょう。
各ポイントで流れや潮位を確認し、反応がなければすぐに次のポイントへ移動する決断力が鍵ですよ。
